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アフリカのうた

僕らはアフリカの諸言語で作られた歌を歌う

ライブの時とか、音楽してて嬉しくなってきた時とか
人前で歌うことがよくある

時には
バンドメンバーとか、お客さんとかに
教えることもある

外国の歌の理解は語学力とある程度比例する
まして多くの言語と民族が混ざり合う西アフリカ
歌を理解するのはなかなか大変だ

歌っている方だって
一つ一つの単語の意味が
たいして分かっていない事もよくある話で
自分がカタカナでまる覚えしたように
みんなにカタカナで教える


日本人が日本人の前で
どこか別の国の言葉を歌っている
これだけで十分不思議な景色だけど
その歌は伝達を繰り返すうち
いつのまにかどこの国の言葉でもなくなり
母国の人にはよく意味の分からない歌になる
強いて言うならカタカナ歌になる

その歌が
日本全域のアフリカンフリークの間で共有されていたりする
…あんまりこういうこと言うと怒られそうだな



でも、これは日本だけで起きてるわけじゃない
ギニアの首都コナクリでスス民族の人が
同国内にいるマリンケ民族の有名な歌をカタカナで歌う
セネガルの首都ダカールでウォロフ民族の人が
同国内にいるバンバラ民族の有名な歌をカタカナで歌う
そんなのはよく見る光景

テゥバブ(白人)である僕らが、彼らのバンバラ語を聞いておかしいなぁと思う事もある。

知らない言葉をところどころ間違えながら
歌って、伝わってを繰り返してるうちに
何語だか分からないものになる
その点僕等と大差はない
さらに僕らはそれを教わって歌うんだからどうしようもない



こんなヘンテコなカタカナ歌だけど
カタカナ歌も伝統が生きる一つの形だと僕は思っている


昔言葉で意味が分からないけど
そのまま語り継いでいる
日本の民謡や雅楽も
きっとそういうことがあるんじゃないかな





みんな
アフリカの伝統文化に触れるとき
この歌はこんな意味がありますとか
この曲はこんな儀式で演奏されますとか
分かりやすい説明を欲しがる


愛や平和を願ってと前置きされたり
すごいテンションで踊られたり
やたら嬉しそうに演奏されたり
どこかの国の言葉で歌われたり

そんなパフォーマンスを見せられるお客さんからすると
その音楽に対する興味と疑問が膨らんでくるのは当たり前だ


訊かれた方は訊かれた方で
アフリカの歌を歌いますって言ってんのに
この曲の背景分かりませんじゃ格好つかない

それならばと
はなからお客さんの期待に応えて
諸説ある中の一つを取り上げて
ロマンチックに演出したりするのもよく見る光景



だけど
調べれば調べるほど分からなくなるのもホント

何故なら
生きている伝統は変化し続けるから
生きているものにはいろんな側面があるから
断言できることはそんなに多くはない




僕には敢えて人に伝えたいメッセージなんてたいしてなくて

こういうグルーヴが好きなんですとか
みんなの心が健康であったらいいなぁとか
自分や世界と向き合えたらいいよねとか

それ位しか思わないのだけども


その歌に何かを感じて歌うのならば
カタカナの歌も捨てたもんじゃない
そう思う今日この頃
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プロフィール

紅葉

Author:紅葉
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

大学時代に西アフリカを訪れ
その豊かさに大きな衝撃を受けました

おもしろいこと中毒で
好奇心に引ずられるように生きています

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

紅葉へのおたよりはこちらから!!

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