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市場に向かう理由

 工業社会は物的豊かさをもたらした。一方で、人権、資源、環境等の問題が取り残された。我々が生きる世界の有限性は明らかになり、これまでのような成長が期待できない中、国家や企業はそのあり方を問われていた。


 大学時代、西アフリカ、マリ共和国を訪れた。現地流の豊かさに触れ衝撃を受けた。日本は転換期にある。この豊かさを日本に持ち帰ることはできないだろうか。私は彼らの生活に根付く音楽にその可能性を見た。

 帰国後、西アフリカマンデ民族の伝統音楽をベースとしたイベントの企画・運営を行う。数年が経ち、コミュニティの拡大を実感する一方で、限界も見えるようになった。今の方法では一部の愛好家にしか届かない。こうした豊かさを多くの日本人の生活の中に提案する為には、さらなる商品化が必要だ。

 2008年カフェ営業を通して食文化、美術、音楽を日本人に提供する。経営に可能性を感じ、もっと市場サイドに立った視点が必要だと実感する日々だった。

 私が西アフリカの豊かさを日本に紹介しようとしている間に、社会はすごいスピードで変化していた。いつのまにか持続可能という概念は世界共通の目標になり、エコやロハスという言葉はすっかり市民権を得ている。車や住宅、バブル期を象徴されるブランド群は万人が求めるステータスではなくなった。試行錯誤を繰り返しながら、社会は、人間と社会、人間と経済等の関係を最適化しようとしている。

 これまで標榜されていた豊かさはすでに崩壊しつつある。市場でモノを売るために、多様化するニーズを見極めるために、商売には今まで以上に人間への理解が必要とされるようになった。人間が喜ぶものは何なのか。



これまでの活動で、貧困、人権、経済的自立、複雑な要素が絡み合っているアフリカの現実を直に見てきた。そこで理解した原理原則は、真実や正義は常に相対的であるということ。白人も黒人も、女性も男性も、西洋も先住民も、経済も人間も、市場も地域社会も、対立する片一方を間違っているものなんて言えない。

ただ、伝わらない為に起きる悲劇がある。

受け入れ合う事、伝えあう事、それは社会の根底を支える最も偉大なものであり、人間が幸福に生き
ていく為に重要な行為だ。
相手に伝わるようにすること。相手の伝えたい事を受け取ること。自分の精力をかけ、そこに注力してみたい。
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プロフィール

紅葉

Author:紅葉
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

大学時代に西アフリカを訪れ
その豊かさに大きな衝撃を受けました

おもしろいこと中毒で
好奇心に引ずられるように生きています

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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