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正義の反対にあるのはまた別の正義

『1%の人びとが世界の富を独占』

『お金にしがみつく既得権益層』

そんな言葉を時々聞くことがある。
参院選でも何度か聞いた。


こう聞くと、金融や多国籍企業を動かしてる大富豪達が世界のどこかにいるのかなって想像する。
たぶん言ってる人も聞いてる人も、自分が既得権益層かもしれないとは思ってないよね。



でもさ、1%の人がどんな人達か、例えば収入額ベースで考えるなら、上位1%ってのは日本円で年収375万円以上の人達ってことになる。この数値は日本人の平均年収より低い。(Global Rich List参照)

アルバイト中心で月収15万円の人だって上から数えて7.17%だよ。



もちろん、国によって物価水準や社会保障が違うから、収入額や貨幣価値だけで実質的な生活水準をはかる事はできない。
それでも間違いないのは、多くの国と比べて日本は圧倒的に恵まれてるということ。

僕の能力や努力とは無関係にね。



昔、ケニアの貧しい職人街に仕事で行っていた時、そこで働いてるおばさんに言われたことがある。

『日本人はなぜ富を独り占めするのか?
 なぜ労働力が必要で仕事があるのに、その機会を私達と分かち合わないのか?
 なぜ留学を望む途上国の人々に門戸を開かないのか?』

ケニアは慢性的な失業問題を抱えてるんだけど、中には十分な教育を受けていて環境さえあればしっかり仕事ができるであろう人もたくさんいる。


彼らから見れば僕らは十分に既得権益層なんだよね。



どこかに悪人がいて、その人が世界を牛耳ってる、その人さえやっつければ、みんな豊かな暮らしが出来る。
そんな風に説明がつけば楽だよね。

でもきっと、現実はそんな構図じゃない。
もし、この世界の仕組みを搾取と呼ぶならば、僕らは搾取されていると同時に搾取している側でもある。


立場を変えれば見え方もかわる。
見え方が変われば正義もかわる。


オルタナティブな主張をする政党を批判したいわけじゃないし、
こうした状況を生み出している原因の一つである資本主義を否定したいわけでもない。



ただ、真実はいつも多面的で、僕達はその一面しか見ることができない。
その事を忘れないでいたい。
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紅葉

Author:紅葉
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大学時代に西アフリカを訪れ
その豊かさに大きな衝撃を受けました

おもしろいこと中毒で
好奇心に引ずられるように生きています

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