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風立ちぬを見てきた。

時間が出来たので風立ちぬを見てきた。
映画館は久しぶり。

この映画については、賛否両論、いろんな前評判を聞いてたから、どこかで「あの宮崎駿のメッセージ」なんてものを意識してしまってたけど、見終わった後考えれば、そんなことはどうでもいいことだった。

風立ちぬは、飛行機が大好きな少年、宮崎駿の個人的な青春映画だと思ったからだ。


宮崎駿はこの映画の試写会で泣いたという。
宮崎駿監督「自作で泣いた」 「風立ちぬ」完成会見



主軸は困難な時代に美しい飛行機作りという夢を追いかける主人公。宮崎駿が描きたかったのもこの部分だと思う。

風立ちぬ 企画書


でも、不思議な事に、見た人はそれぞれが別のポイントで感動しているみたい。
見た人それぞれが感情移入できるものにしちゃうっていうバランス感覚がエンターテイメントを世に送り出してきた宮崎駿の凄さの一つなのかもしれない。



主人公の感情や葛藤が強く描かれるシーンはそう多くはなく、淡々と30年が過ぎていく。
物語は史実に沿って進行し、重いテーマ性をもったエピソードが各所にちりばめられるが、それについて深くは語られず、飛行機製作と夢の世界の行き来を軸に進行していく。

舞台となる1920年代から1940年代の30年間は激動の時代だ。関東大震災の描写は東日本大震災の記憶に重ねてしまうし、昭和金融恐慌、ナチスの台頭や謎のドイツ人と公安の捜査等の時代背景は時代の閉塞感と危機を感じさせる。

震災、恐慌を経て戦争へと突入していく日本を、今日の日本と重ねる人もいるのだろう。



夢としての飛行機と人殺しの道具としての兵器という矛盾、
結核に犯され残された僅かな時間を主人公と生きようとするヒロイン。そしてヒロインとは対照的な感情表現豊かな妹。生きることの意義を問いかけてくる。

いろんなテーマを掘り下げようとせず、書きっぱなしといわれれば、まあそうかも。
でも、生き方や、生きることの意義なんてものは、結局それぞれ自分で答えを出していくものだと思うから、こういうのもいいんじゃね?と思う。



僕が一番共感したのは町山智浩さんの解説。

町山智浩さんの『風立ちぬ』の解説が深かったので書き起こしました。




僕は映画としての完成度がどうだとか、アニメ制作の技術がどうだとか語る教養は持ち合わせていないんだけど、宮崎駿という人間が自分の描きたいものを描いたんだなぁということを強く感じた映画でしたよ。
なので、ジブリ映画とか、宮崎映画とか、あんまり構えず素直に見ることができたらそれが一番いいのかもと思いました。
ていっても、宣伝とかないと見に行かないからそれもなかなか難しいけどねぇ。
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紅葉

Author:紅葉
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大学時代に西アフリカを訪れ
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